数学者とプログラマに通じているもの

プログラマとして複雑なコーディングをしながらプログラムを構築していけるようになるためには、論理的思考が必要だと言われています。
確かに、機械に対する指示書を記述しているので、論理が確実に通っていないと機械は思った通りに動いてくれないのは事実でしょう。
しかし気をつけなければならないのは、この文脈で使われる論理的思考は数学者や論理学者が使う論理という言葉に由来しており、一般的な人が論理的と言っている内容に比べるとより厳密性が高いものであるということです。

学校教育の数学で教わる論理の授業が最も理解しやすいものでしょう。
プログラミングにおいては、全事象が網羅されるように全てが記述されていなければなりません。
あるパラメーターの包含関係を使ってプログラムに分岐点を作る場合があります。
その条件分岐において、パラメーターがとりうる全ての値についてどのようなプログラムが実行されるか、きちんと記述されていなければエラーを起こしてしまうことになるのです。
AならばBといった単純な論理展開を考えるだけでなく、全体像を全て網羅する論理的な考え方がプログラマには必須になるのです。

こういった全体を考える視点は数学者の得意とするものであり、数学を志した人が情報技術の世界に転向する傾向が多いのも、論理的思考のありかたから頷くことができます。
逆に言えば、プログラマとして将来を考えている人の場合は、数学をしっかり学ぶというのも良い方法なのです。

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