プログラマの心を射る名言

プログラマが残した名言について、二つほど紹介します。

一つ目は、「デバッグ作業がバクを取り除く過程であるならば、プログラミングとは、バグを入れ込む過程でないとおかしい」という言葉。
これはエドガー・ダイクストラ(Edsger W Dikstra)というオランダ人科学者の言葉で、プログラミング言語の研究において、チューリング賞を受賞したこともある人です。
この言葉は、プログラミングをよく知らない方に響く名言であり、特に新人プログラマが陥りやすい「最初から完璧なプログラミングができないといけない」という思い込みを払拭する言葉です。
間違いのないコードを書こうとするよりも、エラーを見てどこがおかしいのかを探り出す力を磨いた方が、よほど効率的です。

二つ目は、「水の上を歩くことと、仕様書からソフトウェアを開発することは簡単だ。どちらも凍結してさえいれば」という言葉です。
これはエドワード・V・ベラール(Edward V Berard)というアメリカ人のエンジニアで、オブジェクト指向に関する著作をしている人でもあります。
仕様書の凍結というのは、要件が確定していることを意味しますので、最初に作られる仕様書が定まっていれば、プログラミングも簡単だと言っているのです。
裏を返せば、仕様書が最初から固まっていない、もしくは途中で解けてしまうことが、プログラミングを難しくしているということを表しています。
水の上を歩けるのも完全に凍っているからであって、解けたら落ちてしまうでしょう、というウィットにとんだ表現です。

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